シリーズなど作ってみましたよ(笑)。
先日、
うるマルシェさんから取り寄せましたセットに入っていた「ンジャナ」。
沖縄の海辺などに、古くから自生しているキク科の野菜(野草?)です。
こりゃもう、大好物のスーネー(白和え)でしょ!と思ったのですが、1把まるまるスーネーにすると、かなりありそう…。
※これで1/2把くらい
そんな訳で、この時期に出回るカーブチーとあわせてこちらを作ってみました。
ンジャナのカーブチー和え
<材料 :2人分>
・ンジャナ 35g
・カーブチー(絞ったもの) 大さじ1
・カツオ粉 大さじ1
・白だし 小さじ1半
・旨味調味料 少々
作り方
1.ンジャナを千切りにする
2.ンジャナをボウル等に入れ、カツオ粉と和える
3.白だし、カーブチーの絞り汁、旨味調味料と和えて完成
カツオ粉にまぶす事により、ンジャナの苦味を和らげています。
ンジャナの香りとカーブチーの香りがとても爽やかですよ。
こちらは
「おきレシ」にも投稿しています。
ンジャナは、古くから沖縄に自生している「薬草」と呼んでも良いのでは。
その位、薬膳としての薬効作用を得るものとして食されていたようです。
「ターイユシンジ」沖縄料理で食べた事が無くても、沖縄好きな方ならその名は聞いた事があるかもしれません。
こちらは、鮒とンジャナを煎じる事で「熱さまし」として飲まれていたとか。
他にもンジャナには、お腹の調子が悪い時、胃の具合が悪い時などにも用いられていたようです。
茎も葉も、ゴーヤーの比でなく情け容赦なく苦いと苦手とする方も少なくないようですが、こちらも、出汁系を強くして調理したり、加熱調理する事で食べやすくなると思います。
お勧めは、やはりスーネー。
水切りして崩した豆腐に、味噌とピーナツバターを1対1で入れて、砂糖少々の生地と、千切りンジャナを和えた物ですが、ここにカツオ粉でまぶしたンジャナを入れても良いですよ。
あと、ヒラヤーチーに使うのもオススメです。こちらは家族の中で沖縄野菜を敬遠する人も食べます(笑)。
調べたところ、現在市販されているンジャナには2種あるようで
昔から自生している葉も丈も小さく苦みも強いホソバワダンと
栽培種で葉が大きく苦みも優しい「ハマナレン」。
確かに、ここ数年葉の大きなンジャナが出回っている事、以前よりも苦みに苦労しなくなった事を感じておりましたが、そんな違いがあったとは・・・。
ただ、ンジャナには抗酸化作用や、血液サラサラ効果が期待できる上に、苦み成分にも健康に良い作用が期待できる機能性があると昨今言われ始めていますので、毛嫌いしないであげて下さい。
と言いますか、あの苦みも食べていくと癖になりますよ~(笑)。