おんなの駅なかゆくい市場の農産物担当大城さんから、その時のオススメ野菜を送っていただき、その野菜と向き合いレシピを考える「お野菜チャレンジ」。
12月の1品目は、オートー。

本部町は島袋文さんの、栽培期間中農薬不使用のオートーです。
諸説ありますが「青唐九年母」の「九年母」が略され、「オートー」と呼ばれるようになったのだとか。
その昔、沖縄ではみかんの主流がこの「オートー」だったようですが、時代と共に「甘い」温州ミカンやタンカンにおされた事、生産者さんの高齢化などにより生産量は減っています。
皮は薄く、爽やかな酸味と甘さ。
柑橘特融の苦みも感じられます。
皮の香りも良くて、ずっと嗅いでいたいほど(笑)。
果汁も豊富なので、そんな果汁をたっぷり使ってみました。
オートーたっぷりチキン南蛮
<材料:6人分>
・オートー(果汁) 1個分
・鶏むね肉 1kg
・酒 大さじ2
・塩こしょう 少々
・小麦粉 1カップ
A:南蛮酢
・オートー(果汁) 1/2個分
・醤油 100㏄
・味醂 100㏄
・酢 50㏄
・砂糖 大さじ2
・鷹の爪(ヘタを取りタネを取っておく) 2本
B:オーロラソース
・ケチャップ 大さじ5
・マヨネーズ 大さじ4
・オイスターソース 大さじ1
◆作り方◆
1.鶏肉は、中央から左右に「そぐ」ように切って開き(鯵の開きのような感じで)、その後縦に三等分に切る。
2.1の鶏肉、オートー果汁、酒をビニール袋に入れて何回か揉んだ後、冷蔵庫で3時間ほど置く。
3.深めの耐熱皿にAの材料を入れ、500wの電子レンジで3分加熱し冷ましておく。
4.Bの材料を合わせてソースを作っておく。
5.2の鶏肉は、水気を拭き取ってから塩こしょうをし、小麦粉をまぶして180℃の油で揚げる。
6.3の南蛮酢に5をしっかりとからめ、食べやすい大きさに切って皿に盛る。
7.4のソースをかけて完成。
香りを楽しみたい方は、皮をすりおろして上からかけても良いでしょう。
あと、あわせてコチラもいかがでしょうか。
オートーのヨーグルト酒
オートー果汁(1/2個分)と、泡盛、牛乳と合わせてみました。
恐ろしいほど飲みやすいです(笑)。
オートー果汁で牛乳がヨーグルト風になり、女性でも飲みやすい1杯ですよ。
是非、うさがみそ~れ。