「お野菜チャレンジ」12月の2品目は、9か月ぶりのご対面「クーガ芋」です。
（前回の記事は
コチラです）。
恩納村は幸地新二郎さんの「クーガ芋」は、栽培期間中農薬不使用で栽培されています。
沖縄在来の山芋で、芋全体に見られる長いヒゲ根が特徴的です。
すりおろすと、物凄く濃厚でむっちむっちになりますよ～。
そんなクーガ芋、今回は琉球料理になっていただきました。
クーガ芋のむちぐゎー汁
<材料：4人分>
Aむちぐゎー材料
・クーガ芋 350ｇ
・いもくず 1/2カップ
・塩 ひとつまみ
お味噌汁
・ネギ 1本
・ゆし豆腐 250ｇ
・顆粒和風だし 小さじ2強
・味噌 大さじ1半
・水 350㏄
◆作り方◆
1．クーガ芋は、皮をむき適当な大きさに切り、竹串がスッと通るまで蒸す。
2．1のクーガ芋をボウルに入れマッシュし、塩と芋くずを入れて良くこねる。
※耳たぶより固い位が良いです。もし硬すぎる場合は水を、柔らかい場合は芋くずを少しずつ入れて調節して下さい。
3．鍋にゆし豆腐（水ごと）、水、和風だしを入れて加熱し、沸騰してきたら手に水をつけて2のむちぐゎーを一口大に丸めて平たくし（白血球のような形にし）、鍋に入れていく。
4．1cm程度の長さに切ったネギを入れ、一旦火を止めて味噌を溶き入れる。
5．再度加熱し、沸騰手前で火を止めて完成。
琉球料理研究家の山本彩香さんの本に紹介されていて気になっていた「むちぐゎー汁」。
本来はサツマイモで作りますが、薬膳的には気を補い、肺を潤し、疲れを癒すと言われるヤマノイモ、
そして体を温める作用のあるお味噌の汁は、寒くなって乾燥してきたこの時期、そして年末の疲れも出始める時期に良いと思います。
今回、クーガ芋を蒸した際に加熱が足りずに固めの部分が所々あったのですが、それはそれでお味噌汁に入れたらホックリした食感となって美味しかったです♪
野菜は、ネギだけでなくお好きな野菜を入れて下さいね。
ゆし豆腐もマストではありませんので、好きな具材のお味噌汁に入れてみてはいかがでしょう。
今回、クーガ芋が沢山あったのでコチラも作ってみました。
クーガ芋のグリルです。
皮をむいたクーガ芋を1cm程度の厚さにスライスし、しばし酢水につけた後に水切りをし、オリーブオイルと塩を軽くふりかけて表面に焼き色がつくまでグリル。
あつあつのうちに、粉チーズとパセリをふりかけています。
グリルは少しクーガ芋の苦みが感じられますが、粉チーズがまろやかにしてくれますよ。
年末年始に体調崩さないよう、クーガ芋でクンチつけたいですね！
ぜひ、うさがみそーれ。
グルメ｜ 名護市
